どうも、ろく6935です

主にOverwatchについて書いていきます。拙い文章ですが、暇なときに目を通して頂ければ幸いです。

構成について 1部目

 

 どうも、ろく6935です。

 この前行われたAPEX season2の[Ranaway VS LW Blue]がとても面白い試合でした。個人的にはRunawayのKaiser選手の最後のアースシャターが最高でしたね。何回見ても「カイザーーー↑↑!!」と叫びたくなります。

 ちなみにあのシャターに関していえばstitch選手のパルスボムでDvaの体力を奪い前線から下げさせたこと、Kox選手の阻害瓶、そしてHaksal選手の風切りによりLW側のjanus選手の体力を削る行為がなければ決まっていなかったでしょう。そういう意味でもチームで生み出したアースシャターといっても過言ではないです。自分はあれを見て感動すら覚えました。もちろんそのチャンスを見逃さず生かしきったKaiser選手には最大限の賛辞を送りたいです。

 Kaiser選手とはランクマで記憶に残っているものでは2回ほど対戦したことがありますが、彼はとても上手いです。当然ですがw。彼のラインハルトは言うなれば「The 安定感」みたいな感じです。こちらのチャージ、シャターを確実に防ぎ、敵の小さい隙を見逃さずにチャージ、シャターを決めてくる。まさにラインハルトのお手本のような人です。Kaiserは神、異論は認めない。

 さて、それはさておき今回はメインタンクを主軸にしたピックについて書いていこうと思います。

 

 ・メインタンクとは?

 本題に入る前にそもそもメインタンクとは何なのか?という話から入っていきます。OWにはオフェンス、ディフェンス、タンク、サポート、という4つのロールがあり、その中のタンクに属する「ラインハルト」「ウィンストン」が主にメインタンクと呼ばれることが多いです。稀にDvaをメインタンクとして使いますがここでは割愛します。

 「じゃあそれ以外のタンクは?」ということになるのですが、基本的にメインタンク以外はサブタンクと呼ばれることが多いです。

 

 ・メインタンクの役割

 メインタンクは常に最前線を維持し味方の有利なエリアを広げる、または最前線に飛び込んでいき敵の有利なエリアを狭める、そしてフォーカスを受けつつ生き残るというのが役割です。勘違いしやすいですがメインタンクは味方を守るのが役割ではありません。確かにバリアなどで味方を守る場面は必ず出てきますが、「味方を守る」ということに関してはサブタンクの方が遥かに適正です。意識すべきはエリアの管理です。

 ここで重要なのがフォーカスを受けつつ生き残るということ、ただ単に盾を張ればいいというわけでも、敵に突っ込んでいくわけでもありません。そして生き残るだけでもダメです。メインタンクは基本的に火力が低く、その分耐久力が多くなっています。その優れた耐久力で味方の代わりにダメージを受け、その間に味方に火力を出してもらうというのを意識しましょう。

 

 さて、ざっくりメインタンクについて解説したところでいよいよ本題です。

 

 ・メインタンクのピック

 試合開始時、双方のピックが始まりますが、まずあなたはメインタンクとしてラインハルトかウィンストンのどちらかを選ぶとします。この時にどんな状況でもラインハルトをピックしてそのまま変える気はないーなんてことはありませんか?それは間違いです。必ずどちらかのピックを決定する時にマップや味方の構成との噛み合わせを意識しましょう。そして「~だからこっちをピックする」という理由付けがあればいいです。とりあえずラインハルト、ではOWに対する理解度は深まりません。

 例えばkings rowの攻撃側に回ったとします。一旦ラインハルトをピックした後、味方がトレーサー、ファラ、マーシールシオ、ザリアをピックしました。この場合ラインハルトよりもウィンストンの方が味方との噛み合わせがいいです。ラインハルトでもいいですが、味方の強みを最大限生かせるのはウィンストンでしょう。

 攻撃側のファーストピックに関して言えば味方がメインタンクに合わせるよりもなるべくメインタンクが味方に合わせたほうがいいです。お互いのピックが分からない状態だと相手のカウンターピックのしようがありませんからね。カウンターができないなら味方の長所をさらに伸ばせる方をメインタンクがピックするのです。

 

 ・味方の長所を伸ばす

 これを聞いてパッとしない方も多いかもしれません。しかしメインタンクに限らずとても大事なことです。例えばソルジャーとマクリーが味方にいる場合、メインタンクはラインハルト安定です。簡単な話、盾を利用して弾を打っていれば一方的にこちらの攻撃を通すことができます。味方の強みを理解することによって自身が使うヒーローの強みも引き出せます。

 

 ・カウンターピックとしてのメインタンク

 結論から言うとカウンターピックでメインタンクが変わることはないです。

 例えばこちらが3タンクの構成でラインハルトを出しているとします。敵のウィドウメイカーが暴れているためウィンストンに変える、なんてことはしないほうがいいです。3タンクはラインハルト+その他2タンクの前線維持力+アナのヒール力で成り立っています。ここのラインハルトを変えてしまうと、そもそもの構成の趣向が変わってしまいます。ウィンストンではラインハルトの代わりは務まりません。

 ではどうすればいいか、味方に変えてもらいましょう。チャットでもVCでもいいので言いましょう。もし味方が変えてくれなかったら・・・悲しみに暮れながら立ち回りで頑張りましょう。世の中様々な人がいます、トロールもいますしピックを頑なに変えない人もいます。しかし、そんな時でも心を強く持ちましょう。いつか強くなれる日が来ると信じて・・・。

 それ以外の方法としてウィンストンに変えることを味方に伝え、Dive compに変える方法もあります。「自分ウィンストン出すんでDiveいいスカ?」みたいな感じでいいです。不利な状況でずるずると試合し続けるよりも一度構成をガラッと変え状況の打開を自分から提案していきましょう。

 

 ・ラインハルトの構成

 ハルトを出す場合、味方にハルトの盾を生かして戦えるヒーローがいるかどうか確認しましょう。例としてマクリーやソルジャーなどです。簡単な話、盾を使って一方的に攻撃できるヒーローですね、その他、前線にいなければ強みを生かせないヒーローもラインハルトと相性がいいです。

 また2tank2dps2supの場合、サブタンクはザリアとの相性が非常にいいです。ハルトの前線維持能力とザリアのバリアとの相互効果が半端ないです。ハルトのチャージのリスクもバリアで減らせますし、2人の適正距離も似通っています。

 多くの場合supの一方はルシオが安定します。ハルトの盾の弱点の一つの機動力低下をルシオのスピードブーストで補える他、ハルトに近づく敵を引き離すこともできます。もう一方のsupは多くはアナですが、状況によってはシンメトラやゼニヤッタも選択することができます。

 一時期流行った3タンクメタもラインハルトが主軸ですね。

 例)・ハルト・ザリア・ソルジャー・マクリー・アナ・ルシオ

   ・ハルト・Dva・ロードホッグ・ソルジャー・アナ・ルシオ

 ハルトと相性が良くないヒーローももちろんですがいます。盾を必要としない、もしくは機動力に差がありすぎるヒーローですね。

 dpsでいえばゲンジ、ファラは微妙といったところですね。双方とも盾を生かしながら戦うのは難しく、機動力も違うので立ち位置を合わせにくいです。

 タンクにおいてはロードホッグ自体の相性はいいのですが、2タンクとしてのロードホッグだと非常に前線を維持するのが難しいです。ロードホッグはバリア系武装を持たない上にシールドやアーマーを持っていないので脆いです。サブタンクとしてのウィンストンもかなり厳しいです。火力が互いに低すぎて敵へのプレッシャーが少なすぎます。

 supだとマーシー単体だとかなり相性は悪いです。マーシーは縦への機動力も高いのでファラとセットで出したいです。

 

 ・ウィンストンの構成

 ウィンストンを出す場合は、機動力が高い構成で臨むといいです。ウィンストンはマップや状況に左右されずに好きな相手に飛んでいきフォーカスすることができ、フォーカスしながら相手のフォーカスを受ける、ということができます。相手のフォーカスを受けている間に自分とフォーカスを合わせれる味方ならウィンストンの強みも生かせます。

 dpsはほとんどの場合、トレーサー、ファラ、ゲンジから選択ですね。全部採用する場合もあります。それぞれの弱点をウィンストンでカバーすることができます。ウィドウメイカーを採用する場合もありますが、マップが限られていることと、ウィドウ本人の個人技が決め手になるのであまりお勧めはしません。

 タンクはDva、ザリアのどちらかでしょう。最近はザリアよりもDvaのほうが多く見受けられます。度重なる弱体化によりザリアそのものの強さが厳しいものとなってきたのと単純にDvaが強化されて強くなっているので、自分もDvaをオススメします。

 supはルシオは確定、もう片方はゼニ、マーシーのどちらか選択です。基本はゼニで、味方にファラがいる場合はマーシーといった考えで問題ないです。ゼニの不和は射程が長くウィンストンのフォーカスする相手にもしっかりつけることができます。アナについては正直難しいです。そもそもアナの射線が通らない場所で戦うことも多く、ヒールも各所に散らばっているパックを取るほうが立ちやすかったりします。

 例)・ウィンストン・Dva・トレーサー・ゲンジ・ルシオゼニヤッタ

   ・ウィンストン・ザリア・トレーサー・ファラ・マーシールシオ

 ウィンストンは味方の構成によって立ち回りを自由に変えることができるので、これといって相性の悪いヒーローはいません。その分相手の構成との相性を考えなければ即落ちゴリラreport ggとなってしまうので、必ず相手との相性は吟味しましょう。

 

 

 メインタンクはチームの大黒柱であり土台です。土台としてしっかりプレイできるように、それぞれのヒーローとの組み合わせを理解しておきましょう。また、メインタンクは常に安定したプレイが求められます。調子の波が激しいようではメインタンクはやっていけません。常に80点以上のプレイをできるのがベストです。

 今回はここまでにします。ピックについて色々書きましたが、OWにおいて完成された構成はありません。マップやメタ、調整などで大きく変わります。色々試してみたら意外と強い構成などもあるので、上記はほんの一例と思ってもらって結構です。

 

 次回はウィンストンとDvaの役割の違いなどの記事を書こうと思ってます。双方スキルや立ち回りが似ているので、どっちがどう強いか理解できていない人が多気がするので。

 ここまでのご既読ありがとうございました。