ウィンストンとDvaについて
どうも、ろく6935です。
さて、今回はウィンストンとDvaの記事です。メインタンクとしての記事とはかけ離れますが、双方のヒーローはメインタンク使いなら使いこなしておきたい+その性質を理解しておきたいところです。
サブタンクの理解度の深さがそのままメインタンクを使ってる時の立ち回りの幅広さに直結します。少しでも理解していれば理解していない人との差は必ず出ます。
・スペックの違い
耐久値
Dva:アーマー200 ヘルス400 本体ヘルス150
ゴリラ:アーマー100 ヘルス400
耐久値だけでみると単純にDvaのほうが上です。Dvaのメックはヘッドショット判定が大きいので数値以上に早く溶けますが、ヘッドショット判定のない射撃も数多く存在するのでそこまで大きな差にはならないでしょう。
機動力
Dva:CDT5s 距離約30m
ゴリラ:CDT6s 距離約30m
次に機動力です。双方共に移動スキルがありますが、ウィンストンは瞬発力と速度に優れ、Dvaは自由に動けるのと途中でもキャンセル可能なので小回りが利くという違いがあります。CDTで見るとDvaのほうが数値上は上ですがゴリラはスキルを使った瞬間にCDが始まるので大きな差にはなり得ません。Dvaは攻撃中は移動速度が低下するので総合的に見ればゴリラがやや上、といったところになります。
火力
Dva:敵と距離によって変動
ゴリラ:60dps 3体まで当たる
どちらもメインは短射程という点は似通っていますがショットガンタイプとビーム系という大きな違いがあります。ショットガンタイプのDvaはタンク系や敵のバリアに対してダメージが出やすいのに対し、ビーム系のウィンストンは機動力が高い敵に対して安定して火力を出すことができ、その上複数体に当たります。移動スキルの使用中に攻撃できるか出来ないかも大きな違いです。結果的に多くの状況でウィンストンの方が火力を出すことができるでしょう。
バリア
Dva:球を消す ゲージ性 防げないものもある
ゴリラ:耐久値600 CDT13秒 持続6秒 設置型
次はバリアスキルの性質、性能の違いです。ここが一番の差別点。
バリアの耐久値だけで見るとウィンストンのバリアは脆くDvaの方が防げない射撃はあるもののゲージ性なのでDvaに軍配が上がります。
Dvaのバリアは自由に動かせる+ゲージ性なので、ピンポイントでの使用もでき、かなり応用が利くといえるでしょう。敵の射撃を「消す」のも特徴です。「味方をバリアで守る」ことならゴリラよりも適正です。
ゴリラのバリアは設置型なので「バリアを張りながら攻撃」することができます。これはDvaとはまた違った強みを持っています。詳しくは後述。
ult
Dvaのultはイニシエートスキルとしても使えますし味方のultと組み合わせて使用することもできます。その他単純な時間稼ぎや敵のultに対するディスエンゲージとしても使えます。
ゴリラのultは明確な使用法をもって使うとすれば一番は時間稼ぎです。それ以外だと体力の少ない敵を強引に倒しきるためのultや環境キルを狙った使用法などもあります。Dvaと比べると味方と合わせることにはあまり向いておらず、ディスエンゲージでの使用もかなり難しいです。
スペックの違いや特徴などは以上です。ここからは上記を踏まえた上での役割および適正を書いていきたいと思います。
・役割
- 高台へのカバー
- 機動力を生かした味方へのカバー
- 自身の有利な敵への張り付き
役割は上記3つが主になります。役割は共通しますが、敵やマップによって適正は違ってきます。Dvaかウィンストンのどちらをピックすればいいのか?という時にはまず敵の構成をみてより自分が広くカバーできる方を選びましょう。
例えば敵のDPSがソルジャーとゲンジならゴリラの方が高所のソルジャーに対してはもちろん、ゲンジに対してもメインが刺さるので強みを活かせるでしょう、DPS枠にロードホッグ+マクリーなどには敵のCCから素早く味方を守れるDvaが適任です。このように敵の構成を見て明確にこちらの方がいい、と決めることができるならより適性が高いほうを出しましょう。
双方の役割の差
細かい役割の例として、高所に敵のソルジャーがフリーで弾を撃てる状況にあるとします。この場合だとDvaとウィンストンそれぞれの役割は変わりませんが飛んだ後の状況の差が出てきます。
仮にDvaがソルジャーに張り付きに行く場合、敵のソルジャーは逃げることが多いです。タイマン状況で距離が近いとソルジャーはDvaには勝てませんので。この時点でDvaは高台を確保できます。高台の確保及び維持という点ではDvaの方が優秀です。しかしDvaは逃げるソルジャーに対してこれ以上の介入はほとんどできません。追撃しようにも攻撃時は機動力が著しく落ちるため距離を取られ、近づくだけでは殺せない、DVaには「殺すためには近づいて撃たなきゃならないのに撃てば距離を取られる」というジレンマがあるので追撃は苦手です。
これがウィンストンならどうなるか、ウィンストンが敵のソルジャーに張り付いた場合、敵のソルジャーが取れる択は、「逃げる」もしくは「迎撃」です。逃げるソルジャーに対してウィンストンは攻撃しながら距離を詰めることができます。火力的に3秒以内に逃げ切らなければ死んでしまうのでかなり厳しいです。迎撃してきたソルジャーに対してもバリアを張りながら攻撃できるのでほぼ撃ち負けることはないでしょう。狙った敵の撃破及び追撃性能はウィンストンの方が上です。しかし、ウィンストンはバリアの耐久とCTの都合上、居座り続けることは非常に厳しいです。
上記を踏まえて、取られると不利になる高台を確保する場合はDva、高台に攻め込んで行きたい場合はウィンストンなどと使い分けるといいでしょう。
有利な敵に張り付く
双方の有利な敵は共通する部分もありますが明確に違う部分もあるのでその点は理解しておきたいです。
・共通する相手
これらの敵ヒーローはゴリラもDvaも注視するべき敵です。上記の中で活躍しているヒーローがいるなら頑張って抑えにいきましょう。
・ウィンストン
- ゲンジ
- ソンブラ
- メイ
- ルシオ
- シンメ
上記はよりウィンストンが対応しやすいです。
小柄で機動力の高いゲンジにはメインが刺さります。ソンブラにはステルス中でもメインが当たり、瞬間移動も移動後を捉えればほぼ確実にキルできます。メイはバリアでメイのメインを防げるのでDvaより強気に出れます。ルシオもメインで食うのは容易です。シンメトラもまず打ち負けることはなく、タレットを素早く処理できます。
・Dva
- ロードホッグ
- バスティオン
- ファラ
- ジャンクラ
- トールビョン
上記はDvaがより対応しやすいです。ロードホッグのフックに対してはマトリックス機能する上、メインのダメージも通りやすいです。バスティオンもマトリックスで対応できます。ファラに対してマトリックスで火力を落としつつ、高度が下がった所で逆に火力を出すこともできます。ジャンクラも火力を抑えつつ容易に近づけ、火力も通りやすいです。トールビョンにはタレットに即座に対応でき、本体も問題なく食えるでしょう。
・総評
色々と書きましたが、個人的な考えとして『攻めのウィンストン、守りのDva』みたいなことを思ってます。あくまで個人の考えですので一度皆さんで双方を使って貰いたいです。その上で色々と考えを持って欲しいです。
今回はこの辺で終わります。
もうそろそろネタが尽きてきたのでこれからはその時に流行ってるメタのタンクについて色々と書こうかなと思います。思いついたことをぼちぼち書いて行くので長い目で見てください。
コメントなどでネタや要望も聞きつけてるので気軽にコメントして下さい。ネタをくれ
ご既読ありがとうございました。